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エンジニアにおすすめの会計ソフト|副業・起業・フリーランス向け

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Nash
SE→Webエンジニアに転職後、フリーランスとして独立し、北米でソフトウェアエンジニアをしていました。

なぜ会計ソフトを使うのか

エンジニアとして、副業・起業・フリーランスをすると確定申告をする必要があるからです。

確定申告とは、1年間の収入と支出を国に申告する手続きです。これによりその年の所得税が確定します。

正社員の場合は会社が代わりに申告してくれます。ですが、副業・起業・フリーランスの場合は自分で申告する必要があります。

申告をするにあたり、下記の要素が出てくるため会計ソフトが必要になります。

  • 収入
    • 事業をするということは売上が発生します。
    • 何の事業でどれくらい売上が発生したのかを記録する必要があります。
  • 支出
    • 事業をしていると収入だけではなく、支出も出てきます。
    • 「何にどれだけの金額を使ったのか?」を記録する必要があります。
    • 特に、支出は日々の生活費とは別に記録していく必要があります。
    • そのため、きちんとした運用フローがないとすぐに破綻します。
  • 確定申告の作成
    • 確定申告のために帳簿を作成する必要があります。
    • 現代の会計ソフトは、入力した収入・支出のデータを元に質問に答えていくだけで、知識がほぼなくても確定申告をすることまで可能です。

選び方

会計ソフトは「使いやすさ」で考えるのがベターです。具体的には下記のような点です。

  • 自動入力機能が優秀か
  • サービスのUI/UXが優秀か

逆に、下記のポイントでは、あまり大差がないというのが個人的な感想でした。

  • 機能性:どのサービスでも必要な機能は全てある
  • パフォーマンス:極端に何かの処理が遅い、と感じることはありませんでした

おすすめの会計ソフト

結論、両方とも使った上で初心者におすすめは freee で、会計知識のある人へおすすめはMoneyForward クラウド会計でした。

理由としては、freee の方がUI/UXが優秀で使いやすく、Money Forward クラウド会計は会計知識がある人に向けられたサービスだからです。

現代の会計ソフトでは後発で出ている2つのクラウド会計ソフトがあり、これらのどちらかを使うのが一般的かと思います。

  • freee
  • Money Forward クラウド会計

それぞれについて、解説していきます。

freee

わたしがはじめて独立した時に選んだ会計ソフトになります。特徴として下記の通りです。

  • 「Money Forward クラウド会計」と比較して、UI/UXがかなりいい
  • 会計知識がない人でも使いやすいサービス

当時、わたしは簿記の知識が全くなく確定申告の意味もわからない状態でした。 それでも freee のUI/UXが優れていたため言われたことをポチポチしていくだけで経理が行えていました。 最終的に、確定申告についても問題なく行えたので、はじめての会計ソフトとしては非常におすすめです。

逆に、すでに簿記の知識があり会計ソフトに馴染みがある人だと違和感のあるデータと概念が使われています。 そのため、簿記・会計知識に明るい人はMoney Forward クラウド会計を使うことも検討してみてください。

Money Forward クラウド会計

Money Forward が提供している会計ソフトである『Money Forward クラウド会計』です。

  • freee と比較して、UI/UXがよくない
  • 会計知識を知っている人が対象のサービス

独立してしばらくして「流石に簿記の知識をきちんと学ぶかな」と思い簿記3級の知識を一通り学んだ上で、Money Forward クラウド会計を使ってみました。

使ってみた印象として「やや昔ながらの会計ソフト」という肌感でした。

まず、UI/UX が悪く「どれがクリック可能なボタンなのか」「やることリストがどこなのか」が直感的にわかりにくいです。

会計システムとしては、既存の概念をベースにしているためすでに簿記の知識があったり会計の経験があれば違和感なく使えるかと思います。

まとめ

副業・起業・フリーランスのエンジニアにおすすめの会計ソフトでした。

この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。