エンジニアが副業するまでの始め方|ロードマップ
現在は技術面接官をしていてエンジニア副業を希望する候補者に技術面接をしています。
ソフトウェアエンジニアとして、副業を始めるにあたりゼロからわかるロードマップをまとめた記事になります。
前提知識 🧠 エンジニアが副業を始める前に
まずは副業を始める前に必要最低限の知識を紹介していきます。
いきなり副業探しから始めてもいいのですが、「あれ?こんなはずでは。。。」とならないように事前に知っておくべきポイントをまとめました。
なぜ副業をするのか
「なぜ副業をするのか?」をメリット・デメリットの両面から改めて整理します。
結論、副業は「かけるコスト以上に、得るものが大きい」ので、可能なら限りおすすめしています。
- 1. 好きなことができる
- 2. 有形資産が増える(お金)
- 3. 無形資産が増える(スキル、コネクションなど)
- 4. 意識が変わる
- 1. 時間的コストが高い
- 2. (未経験の場合)ハードルが高い
より詳細については、こちらの記事にて解説しています。
どんな副業の種類があるのか
「どんな副業の種類があるのか」を整理します。
おすすの副業として、 フロービジネスでは開発・技術顧問 で ストックビジネスでは技術ブログ・個人開発 になります。
- フロービジネスのエンジニア副業
- 開発
- 技術顧問
- プログラミング講師
- メンター
- UI/UXデザイン
- エンジニアライター
- ストックビジネスのエンジニア副業
- 技術ブログ
- 文字コンテンツ
- 動画コンテンツ
- 教材コンテンツ
- 個人開発
より詳細については、こちらの記事にて解説しています。
どれくらい時間が必要なのか
「副業時間はどれくらい必要なのか」を整理します。
結論として、少なくとも 週10時間 は見積もっておくべきです。
他にも、副業における時間は以下のような観点で理解しておくべきです。
- 副業をしているエンジニアの67%は週に約3~9時間の副業時間
- 正社員の自由時間は1日に3時間ほどしかない
より詳細については、こちらの記事にて解説しています。
始め方 🏃♂️ エンジニアが副業を始めるには
副業の探し方
「どうやって副業を探すのか」を整理します。
結論、エージェントを使いつつ知人にも相談して副業を探すのが一番効率的なのでおすすめです。
おすすめ度 | 探し方 |
オススメ度 (5 / 5) | 1. 副業特化の採用サービス |
オススメ度 (4 / 5) | 2. コネクション(知人からの紹介) |
オススメ度 (3.5 / 5) | 3. エンジニア向けの採用サービス |
オススメ度 (1 / 5) | 4. クラウドソーシング |
オススメ度 (2 / 5) | 5. 直接営業 |
オススメ度 (1.5 / 5) | 6. ビジネスマッチングサービス |
オススメ度 (2 / 5) | 7. SNS(Twitter・Facebook) |
詳細はこちらで紹介しています。
副業の履歴書を作る
「副業の応募先へ提出する履歴書」を整理します。
下記のポイントを整理して履歴書を書くことをおすすめします。
- 書くときのポイント
- 数字で書く
- 端的に書く
- 正確に書く
- 見れるポイント
- スキルセット
- 成果と実績
- 将来の方向性
- マインドセット
詳細はこちらで紹介しています。
(オプション)副業のためにポートフォリオを作る
「副業のためにポートフォリオ」を整理します。
おすすめとして、Notion + GitHub Pages
の運用方法を紹介しています。
詳細は、こちらで紹介しています。
副業の面接
「副業の面接」をします。
意識しておくポイントとして、下記の通りです。
- 面接で見られるポイント
- スキルセット
- マインドセット
- 面接の種類
- 技術面接
- 行動面接
詳細はこちらで紹介しています。
必要なこと 📋 副業を始める時にすること
税・確定申告・経費の知識を理解する
「税に関する知識」を習得します。
副業における税務のゴールは2つです。
- あなたの事業の売上・経費をもとに、お金の流れと資産を把握すること。
- あなたの事業の所得(売上・経費)などをもとに、確定申告をすること
副業用にクレカと銀行を用意
「副業用のクレカと銀行」を用意します。
確定申告を簡単にするために、事業専用の銀行口座とクレジットカードを作ることをおすすめします。
売上はこの銀行口座に入れて、経費はこのクレジットカードで支払うことで、確定申告が簡単になります。
副業用の会計ソフトを用意
「副業のために会計ソフト」を用意します。
- freee
- マネーフォワード会計
おすすめは、両方とも使った経験上 初心者にはfreee が経験者にはMoney Forward クラウド会計がおすすめでした。
詳細は、こちらで紹介しています。
「エンジニアの副業ロードマップ」についてのQA
エンジニアの副業に資格は必要ですか?
必要ありません。
技術面接官をしている立場としての意見ですが、「資格の有無」よりも「何ができるのか」の方が大事になります。 資格はあるに越したことはないですが、それ以上に応募するポジションに合ったスキルを持っていることが大事です。
実際、IT系の国家資格である応用情報技術を持っていても、書類選考の時点でお断りすることもあります。
エンジニアの副業の経費でどんなものを買えますか?
「副業のために必要なもの」は基本的に経費となります。下記のようなものです。
- PC、ガジェット、
- 技術書、教材、Udemy
- カフェ、食事代(外で作業する時、仕事関係の人と会う時だけ)
(当方は税理士ではないため、経費に関する情報は自己責任でよろしくお願いします)
(おまけ)副業を実際にやってみたら
実際に私が副業をやってみた時の話です。
結論、「時間がなくなるデメリットも大きいけど、メリットも多いしリスクもないから、気になるならとりあえずやってみるのがいい」 というのが、私の中の結論でした。
詳細はこちらで紹介しています。
まとめ
エンジニアが副業を始めるために必要なことをゼロからまとめたロードマップでした。
どなたかの参考になれば幸いです。